Works of Tom Johnson

ミニマル・ミュージックの極北/トム・ジョンソン作品演奏会
トム・ジョンソン Tom Johnson
1939年コロラド生まれ。モートン・フェルドマンに作曲を学ぶ。1983年よりパリ在住。ミニマリズムの作曲家とみなされるが、数学の公式や順列組み合わせを用いた、きわめて論理的な作品が多いところにその特徴はある。論理性と演劇性が同居した「4音オペラ」、「ナーラーヤナの牛」、「失敗~ソロ・コントラバスのための大変難しい曲」は世界各国で繰り返し上演されている。また1970年代からヴィレッジ・ヴォイス誌に連載された”The Voice of New Music”によって評論家としても著名。
http://www.tom.johnson.org/
曲目
TILEWORK FOR DOUBLE BASS (2003)
FAILING, A VERY DIFFICULT PIECE FOR SOLO STRING BASS (1975)
RATIONAL MELODIES (1982)
MUSIC AND QUESTIONS (1988)
SELF-PORTRAIT (1983)
123 Part III (2002)
出演
KEIZO(溝入敬三)、菊地秀夫、足立智美、teamSZK、123合唱団
監修 足立智美
協賛 アサヒビール株式会社
主催 ナヤ・コレクティブ
2007年2月23日(金)19:30 開演(1830開場)
予約2800円/当日3000円 (全自由席)
会場:門仲天井ホール
〒135-0048 東京都江東区門前仲町1-20-3-8F
tel:03-3641-8275
http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten/
予約/問合せ:ナヤ・コレクティブ
nayac@mc.point.ne.jp
http://www.purple.dti.ne.jp/naya/

Revival vol.2 voice + machine

almglocken: 美しく、ある種古典的とも言える前衛的電子音がことばと声と衝突、はじけたところから新しい意味が浮上する。そのプロセスとなる音楽をわたしたちは目撃する。
Lovely electronic sounds, occasionally reminiscent of classical avantgarde electronic music, collide with words and voice, and new meaning rises from the impact.
Carl Stone: アメリカを代表するエレクトロ・アコースティック作曲家/デジタル音楽の魔術師。今回は主に[声]を素材にして、とお願いした。彼の手の中で声はどう変容するのだろう。
In Carl’s hands, the computer becomes a truly sublime instrument. Whether seamlessly flowing or jagged-edged staccato, his sound is always supremely musical. Here, he’ll bring his unique compositional sensibilities to bear on samples of the human voice.
Skist (Ito Haruna & Samm Bennett): ポップソングの皮を剥いでみたら、これが残った。声、リズム、メロディ、音の手触り、化学反応をおこした後に残った記憶。できるだけむき出しに、うたの核を見てみたかった。
Sinuous vocal melodies weave through a latticework of Africanesque rhythm, rich harmonic drones and electronic crackle. The ever-shifting balance of primal musical elements in a near-mystical union of the cyclic and the random.
12/15(fri) 19:30~ LoopLine, Sendagaya
charge: 2000yen

NAKAZAWA Hideki Music Works Exhibition

naya collective collection #8
中ザワヒデキ音楽作品展
1997年以降の方法音楽演奏会(+1996年以前のバカCGアニメ上映会)
日時:2006年7月23日(日)15:00 開演(14:30開場)
入場料:予約2500円/当日2800円(1ドリンク付)
会場:UPLINK FACTORY(渋谷区宇田川町37-18トツネビル2F)

「方法主義」「芸術特許」「灰色絵画」など独自の世界を提示し続ける美術家・中ザワヒデキは、また多くの音楽作品の生みの親でもある。「方法主義」時代の楽曲群から25曲、演奏陣には第一線の音楽家たちが集結。数字と言語とアルゴリズムの渦巻く中ザワ音楽ワールドの集大成。また「方法」以前の音楽作品として、90年代にイラストレーターとして一世を風靡した「バカCG」アニメーション群の上映も実現!

作家ステイトメント:
私の「方法音楽」には、日本語の五十音を使用したものと、楽器による楽音を使用したものの二系統がある。前者は対位法による作曲を五十音図でおこなったもので、文字は音符として扱われている。これは、文字を画素として扱った私の「方法絵画」と対をなすものだ。後者は、一定の数列が音階で記譜されたものである。演奏の結果、鑑賞者自身の芸術観が問われることになれば成功だ。「方法主義」は、快楽や感動という安全領域を否定し、芸術の価値そのものを問う試みだからである。
一九九六年以前にサウンド・エディットというソフトで制作した音響群は、以降の「方法音楽」とは逆に、快楽全開の「バカCG」的なものだった。マルチメディア作品の一部として作られたため、今回は、インタラクティブ・アニメーションの上映会の形式で披露する。

中ザワヒデキ
http://www.aloalo.co.jp/nakazawa/

出演:曽我部清典(トランペット)、西陽子(十三絃箏)、足立智美(声)、さかいれいしう(声)、鈴木悦久(マリンバ/声)、イケダタクミ(声)、安野太郎(声)、中ザワヒデキ(マウス)
監修:足立智美、中ザワヒデキ
予約、お問い合わせ:
◆ナヤ・コレクティブ:http://www.purple.dti.ne.jp/naya/
◆アップリンクファクトリー:http://www.uplink.co.jp
-当初告知のカール・ストーン氏出演は事情によりキャンセルとなりました。